ブッシュパイロット
2019.10.24
ブッシュパイロット
皆さんはブッシュパイロットと聞いたことはあるでしょうか。
元アメリカ大統領のジョージ・ブッシュがパイロットになったわけではなく、世界には特にアメリカやカナダで多く活躍しています。
パイロットの職業と言えばお客さんを目的地に運んだり、荷物を運んだりと想像するかもしれませんが、ブッシュパイロットは正しくその礎ともいえる仕事です。
パイロットの仕事にはエアライン、チャーター会社、航空医療(エアメディカル)など様々な職種がありますが、ここでは少しディープな世界でありながら欠かせない世界を解説させてもらいます。
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ブッシュパイロットの役割
パイロット留学などをする際に様々な目的で留学する方を見ますが、過去に数名ブッシュパイロットになりたくてパイロット留学した人を知ってます。
ブッシュパイロットの役割は近くにスーパーやお店がないところへ物資や日用品を届け、その生活の要となる仕事ですが世界にはまだまだ多くのブッシュパイロットが存在し、僻地の生活とインフラを守っています。
日本ではまずありえないと思えるかもしれませんが、離島に物資や生活用品を届ける専門航空会社と思って頂ければイメージしやすいかもしれません。特に国土の広いオーストラリア、カナダ、アメリカなどではブッシュパイロットの色も実に多く存在し、カナダでは高級な檜を山奥から運ぶというブッシュパイロットとしての仕事もあります。
アメリカやカナダでは時に人を運ぶこともあり、いうなれば小さなエアラインです。
気になる方は「パイロットのなり方」も覗いて下さい。
見渡す限り砂漠の地域では車より飛行機での移動や物資の配送をしたほうが効率的です。
またアメリカやカナダだけにとどまらず、世界各地にブッシュパイロットとして活躍しながら現地の生活や文化を守るパイロットがいますが、そんなブッシュパイロットの世界でも後継者問題(パイロット不足)は顕著に表れてきており、その地域を出るわけにはいかない人々にとって頼みの綱であるブッシュパイロットがいなくなるのは生活へ直結する問題となっています。
最近では大手のチャーター会社がその役割を担ってきているケースもありますが、広大な土地を誇るアメリカ、カナダ、オーストラリアではまだまだ追いついていないのも現状です。
パイロット不足は身近な問題ではありますが、その事情と言うのは世界各地で異なります。
また無人化の進められてる時代ではありますが、技術的にそれらまでカバーできるまで水準が達していないということもあります。
パイロット留学に興味がある方や、ブッシュパイロットに興味がある方は一度調べてみるのもオススメです。
空の世界の更なるディープな世界を知ることができ、少しだけ視野が広くなるかもしれません。
エアメディカルも欠かせない
最近ではドクターヘリの話もよく聞きますが、海外ではエアメディカル(航空医療)も欠かせない存在となってます。
例えば、ドクターヘリは離島や僻地の急患移送を担うのに対して、エアメディカルはその他の役割として「臓器移送」「医師の派遣」など様々なことをこなします。
近くに病院がなく、遠方まで定期的な診療に行けない地域などへ医師の派遣をし、その地域と国の健康と繁栄を担っていると言っても過言ではありません。
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こんな人にオススメ!!
もしあなたがパイロットの職種で悩んでる時、ブッシュパイロットもオススメです!
特に「1人が好き」「大自然で優雅に飛びたい」「困っている人の助けになりたい」など責任感の強い方や、元自衛官などは特にオススメです。
カナダなどは最初にパイロット留学から始めて、エアラインへ行く予定だったかたが途中でブッシュパイロットの魅力に惹かれて路線変更した方もいるくらいです。
旅客機では見れない低空から見る壮大な景色は必ず心を満たしてくれることでしょう。