03-5843-7197
パイロット留学生を訪ねて
2022.09.15
パイロット留学生を訪ねて
今回、WORLD WIDE FLIGHT ACADEMY（2WFA）の留学サポートスタッフがカナダでパイロット留学している訓練生を訪問してきました。
コロナ禍でありながらパイロット留学を決意した行動力と決断力。
訪問中は終始、笑顔で対応してくれ日々の訓練も一生懸命取り組んでいました。
パイロット留学を決意したきっかけは？
訓練生のI氏はパイロット留学をする前は、日本で社会人をしていました。
しかし、幼い頃から憧れていたパイロットの夢が諦めきれず、弊社の説明会に来て頂きました。
留学サポートスタッフが訓練の流れ、現地での生活を話す中でカナダへのパイロット留学を決意！
春にカナダへ渡り、弊社提携の語学学校で英語を学び夏から本格的に飛行訓練を開始しているI氏ですが、最初は生活や訓練に慣れないことから戸惑うこともあったと。
しかし、そんな時に素直に留学サポートスタッフへ相談してきてくれたことから、的確なアドバイスやサポートを提供することができました。
I氏はパイロット留学を通して、既に多くのことを学べたと話していました。
日本では経験できない人付き合いや生活環境。これは海外へ行ったからこそ体験できることであり、一歩踏み出すことの大切さを噛み締めることができたと話していました。
特にI氏との会話の中で「何かを達成するために何かを失うのは普通のこと」という言葉がとても印象に残りました。私、大澤は涙腺崩壊しかけました。
パイロット留学に限らず、何かを挑戦するには何かを失ったり、何かを逃すかもしれません。
しかし、訓練を進める中でそれら失ったもの以上に得られた経験が大きいと、どの留学生も口を揃えます。
訓練のやり甲斐
慣れない異国の地で訓練をする留学生はモチベーションを保つために様々な工夫をしている人が多いのですが、その中で特に多いのが「飛行機に触れる機会を増やす」でした。
勿論、運動や趣味を見つけるなどもありますが、パイロットになるからには飛行機の知識を少しでも多く得るために日頃から訓練以外でも、何かしらの形で飛行機に触れる機会を増やしているとは流石だと思いました。
I氏はホームステイ先が訓練空港から歩いて20分くらいのところにあり、通学途中に自分の真上を他の訓練機が飛ぶため常に飛行機を見る生活が日常に染み込んでるようでした。
訓練を進める中で、最初は空港周辺の飛行が主体だったのが、訓練エリアなどは市街地や山奥を飛行することも多々あります。
カナダの自然はとにかく美しいです！
訓練生の多くは、訓練のやり甲斐の中に「飛行中に見れる景色が美しい」と言います。
そうなんです。カナダは本当に自然が豊かで美しい国だと思います。
そんな環境で訓練を進めることは、やり甲斐とモチベーションを高め、自分の未来の姿を思い浮かべながら飛行できるとは羨ましいと思いました。
飛行訓練の前後
飛行訓練をする際、その前後には様々なプロセスがあります。
飛行前の点検は勿論のことながら、必須となる書類へ記載や計算などパイロットとしてやることは沢山あります。
一つ一つの作業は小さく、地味なこともありますが、その積み重ねが「安全」と「将来」を作り上げることをパイロット留学生は身をもって経験しています。
訓練の中で「数学」が必須になってきますが、安心して下さい。
微分積分やサインコサインの問題や証明問題を解くわけではなく、基本的な足算、ひき算、掛け算、割り算が主な計算方式になります。
計算方法などは座学でしっかり習うので不安にならなくても大丈夫。
留学生を訪ねて感じたこと
今回の訪問で多くの訓練生に会ってきましたが、今我々がしていることは「未来のパイロットを育てている」ことなんだと改めて実感しました。
留学生と話をしていると、私たちが勇気をもらい、もっともっと勉強し、知識を増やしていきながらパイロット留学をサポートしていかなければならないと強く思い、彼ら彼女たちが頼りにしてくれるからこそ我々にとっての「やり甲斐」があるのだと感じました。
これからも常に新しい考え方やグローバルな考え方を忘れずにしっかりサポートしていきます！
パイロット留学の可能性は無限大！！次回は水上機特集をします。
お楽しみに！！
