訓練必需品
2020.01.25
航空留学が決まり、いざ渡米!!となったとき、勉強道具を持っていくのは勿論ですがフライトで必要になってくる小物が沢山あります。
その中で一番使うのがAirMap(航空地図)、プロッター、フライトコンピューターでしょう。この3つは座学でも使いますし、フライト前にも使用し航路の確認やプラン作成に必須となるアイテムです。
フライトコンピューターと聞くとなんだかものすごく畏まったふうに思えるかもしれませんが、実際は計算尺みたいなもので使い方が分かれば非常に便利です。
今ではアプリでフライトコンピューターをダウンロードできますが、試験と座学はアナログで行いますので使い方や活用方法は知っておく必要があります。
アプリは便利ですぐに計算出来たり、色々なことを調べることが出来ますが種類によってネット環境がないと作動しないものもあり、いざ目的地に着いたはいいが電波がなく使えないということも起こりえます。よって従来のフライトコンピューターの使い方は最低限知っておかなければなりませんし、この勉強をすると航空工学の勉強にもつながります。
航空計器はどんどんデジタルに入れ替わってきていますが、アナログの重要性はこれからも変わることはありません。よく訓練生で「旅客機はグラスコックピットだから大丈夫」という人を見かけますが、何が大丈夫なのでしょうか。デジタルの基本にあるのはアナログで、大抵はアナログで訓練をします。将来エアラインのパイロットになるのかどうかは別として訓練する機体システムに慣れることは重要です。
フライトコンピューターも同じで最初は使い方が分からず戸惑いますが、使い方さえわかれば自分が出来る人間になったかのような嬉しい錯覚にも陥ります。