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パイロットの健康管理

2022.08.29

パイロットの健康管理

日々訓練やパイロットとしての業務をこなしていく中で日々の食生活やちょっとした事で肉体的にも精神的にも健康な身体を維持することができる。
私自身、筋トレと食事改善、水泳を始めた結果、3つの支配(コントロール)を得ることができた。
1.肉体の支配・・・身体を鍛えることにより体力がつき仕事の効率が向上
2.精神の支配・・・身体を鍛え、食生活の見直しで精神衛生状態が向上
3.時間の支配・・・日々の仕事の合間に運動を取り入れることで限られた時間内での効率のいい運動
私は上記のことを「3つの支配」と呼んでいる。いささか宗教じみた聞こえもするが、そのような意味合いは一切ない。また今のうちの断言しておくが「ヴィーガン」ではないし「菜食主義」でもない。むしろそれらの考えは否定派である。この否定派の理由については、追って別コンテンツとしてロジカルに解説をしていく。
私は基本的に「努力」が嫌いなたちだ。そう聞けば何を偉そうにと思うかもしれないが「努力」が出来ない人ができる「小さな努力」こそが「習慣化」なのである。1日のどこかに少しでも良いから運動を取り入れる、間食をやめる、高脂質、高炭水化物は避けるなど「小さな努力」をすることでそれが「習慣」となるのだ。
努力できる人は常に努力をしておりそれが「習慣」となっているが、努力が出来ない私みたいな人間は小さな成功体験を積み重ねることによりそれを一つの「努力」と位置付けている。会社内においても「習慣=自己規律」と説いているように小さなことでも「習慣化」した人は強い。どこかでそのルーティンが崩れても必ず修正できる強みがある。

なんでもいい。寝る前のストレッチや軽い筋トレだけでも人生レバレッジは飛躍的に向上する。

日々の健康管理

パイロットは職種にもよるが、特にエアラインや貨物のパイロットは長時間座り続けることが多い。もちろん他のパイロットも同じく1日の中で体を動かす機会は減っていく一方である。
しかしそのような環境下で1日3食を食べたとすると、ただでさえ基礎代謝が落ちている中に休むことなく内容物が増えていくことになる。そうなると消費されなかったエネルギーは「体脂肪」となっていく。この体脂肪はつきやすくて落ちにくいのが特徴で仮に体脂肪1キロ減らすことを目標にするのであれば約7000kcalの消費が必要となるがご飯茶碗1杯の白米で約230kcalであるから1日3食白米を食べると約700kcal摂取していることになる。
ということは単純に計算してみると10日間白米を食べなければ1キロ体重が減ることになる。*あくまでその他のファクターがないものとしての推察。
パイロットとして仕事をする中で健康管理はとにかく重要ではあるが、限られた24時間の中でいかにコントロールするかによってこの先のパイロット人生が大きく変わってくる。
どうしてもジムに行く時間がない、帰宅後は疲れてそれどころではないなど理由は様々ではあるが「やらない理由」を探すよりまずは「やってみる」が一番重要である。ここで言う「やってみる」は食事の回数を減らすことや1日の摂取カロリーを見直すことなどがそれにあたる。
「パイロットと健康」でも触れたように1日3食は食べ過ぎである。更に現代の日本人はとにかく炭水化物を過剰に摂取している。炭水化物は薬物より依存性が強いと言われており、食後に甘いものを食べたくなる反応や「別腹」と言うのは脳が一種の中毒症状で「糖質」を欲しているからである。
身体機能を維持する上で「炭水化物=糖質」は必要ではあるが、摂りすぎると肥満や糖尿病のリスクが高まるだけでなく、意外かもしれないが「判断力」「決断力」が鈍り集中力も低下する。実は勉強の際に甘いものを食べながら勉強するのは非常に非効率で非生産的なのである。
もしこの記事を読んでいるアナタが今現在訓練中、勉強中なのであれば摂取するのは「炭水化物」ではなく「タンパク質」を積極的に取り入れてほしい。タンパク質は体を作る材料であり骨、髪の毛、爪、肌、臓器など全てにタンパク質が必要なため積極的に良質なタンパク質摂取を心がけてほしい。これを日々の健康管理の一環として「炭水化物=糖質」の摂取を少なくし「タンパク質」を積極的に摂取し、カロリーの見直しなどを少しづつ始めれば必ず身体の健康は手に入る。始めたその瞬間から人の身体は細胞単位で変化が起こるため「小さな努力」から始めてほしい。

パイロットとはカッコイイ仕事ではあるがせっかくならスマートにいきたい。

スマートなパイロットを目指す

せっかくパイロットになり活躍し始めたにも関わらず病気で働けなくなることはもちろんの事、肥満体質でお腹が出てコックピットで身動きしにくいパイロットなど他から見てスマートであろうか?
決してそうではない。私は多くのパイロットを見てきて正直「健康管理」が出来ないパイロットはパイロットとして失格だと断言できる。「自己規律」が出来ていないのだ。
航空身体検査の項目が厳しいのは日頃からパイロットに「自己規律」を確立させ日々の健康管理に気を配るためにある程度の基準を設けていると私は考える。実際、飛行クラブなどに顔を出すと元、現役関係なく体型の崩れたエアラインパイロットがいるが私は皆さんにそんなパイロットになって欲しくない。
体型のスマートさは勿論「健康管理」などがしっかり出来ていると人としての性格も良くなるし、私自身、食生活の改善で考え方や人との接し方が変わったと周りから言われ、結果としてスマートな生活が送れている。また、私は仕事柄海外のフライトスクールへよく行くがCEO、教官、訓練生の意識の高さに驚きを隠せない事が多々ある。
話を聞いてみるとやはり「スマート」に生きたいから日頃の食生活や適度な運動など出来ることを継続しているとのことであった。これは日本人が出来ていないと言う意味ではなく海外で生活をすると食生活が変わり、身体に合わないことから太りやすくなったり体調を崩しやす事があることから出来ることを少しづつ始めてもらいたい。実際現地の日本人訓練生も同じことを話しており、実践していた。
パイロットの健康管理は私の言う「自己規律」にも直結してくるのだ。

カッコイイパイロットを目指すには日々の努力が不可欠。
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